アプリケーションの更新
投稿日:2018年01月29日
カテゴリー:豆知識
投稿者:
青黒魂
弊社のマニュアル制作環境はWin7、Adobe Illustrator, InDesign等のDTPソフトはCS5シリーズを使用しています。これはお客様の仕様に合わせた環境で、お客様に関わる協力会社様すべて同じ環境でマニュアル作成に携わってます。
それ以外にも使用するフォントやフォントウェイト、文字の大きさ等も決まっており、どこで制作したマニュアルだとしても統一された環境下なので、問題なく作業できるようになってます。
このように何社かで同一の仕様のマニュアルを制作する場合には、統一された環境が非常に重要となります。
その仕様が何年かぶりに更新されることになりました。
Win7 → Win10
DTPソフトはCS5シリーズ → CC2015シリーズ
上記への変更を予定していました。
しかしながら、先行して更新をおこなった協力会社様で「動作が不安定」「前の環境の方がスピードが速い」などの事象が発生しているとのこと。
弊社でも原因を探ることになり、まず疑ったのはPCでした。
アプリケーションはCCシリーズ以降、かなりのマシンスペックを要求するようになっているため、マシンスペックが低いとアプリケーションの立ち上げや処理に時間を取られて多くのストレスを抱えながらの作業となってしまいます。
実際のところ、現在使用しているPCでCCシリーズを動作させると非常に重いため、PCの更新も視野に入れています。
しかしテスト用にハイパワーPCを用意し、協力会社様と同様の作業をおこないましたが結果は良くありませんでした。
念のため協力会社様のPCスペックを確認しましたが、決して低いものではなかったのです。
となると、原因はアプリケーションということになります。
念のため、CC2017、CC2018でも同様のテストを行ったところ、動作の重さはほとんど感じることなく作業ができました。特にCC2018については、搭載してるグラフィックボードの性能も発揮できている印象を受けました。
その結果を報告したところ、アプリケーションを再検討することになりました。
最終決定は先になりますが、今後5年くらいのマニュアル制作を左右する問題ですので、じっくりと検討していただきたいと思います。