トリセツ
投稿日:2017年07月06日
カテゴリー:豆知識
投稿者:
けーいち
以前に「トリセツ」となにげに検索していたところ、『トリセツ(取説)とは、取扱説明書の略で、電化製品などの取り扱い方法をわかりやすく説明した書物であり「何が書いてあるのかさっぱりわからない」とたびたびクレームを受ける書物』と書いてあったのを覚えています。一消費者としては笑って共感できる話ではあるのですが、それを作っている立場としては笑い事ではないですね。
取説らしき物が出来てから約200年になると聞いています。元々工場管理システムの一部で、未経験者に効率良く作業の指示ができ、誰がやっても同じ結果が出るよう解りやすく書かれた手順書のような物だったそうです。それが世界中に広まりテーラーシステムと呼ばれ、やがてその手順書が少しづつ変化していき、マニュアル(取説)として家電などにつくようになりました。
一般の人が読むマニュアル(取説)という意味ではまだ40年程度の歴史しかないそうなので、紙(印刷)は元より動画や音声のマニュアルなどもまだまだ改良の余地は大いにあると思います。
より一層読みやすく、解りやすい取扱説明書を作れるよう努力していきます。