【まとめ】電子マニュアルとは?定義、長所・短所、制作手法

投稿日:2018年07月18日
カテゴリー:
投稿者: S山

電子マニュアルとは?

電子メールや電子マネー。電子が頭につく言葉はたくさんありますが、そもそも電子とは何でしょうか。 「電子とは?」で検索してもヒットするのは物理の勉強で出てきた「電子」がほとんどです。

一番よく使われる電子メールはelectronic mailを直訳したものでしょう。 おそらく、エレクトロニックとしたのは紙の郵便と対比するためではないでしょうか。

電子メールの定義は「コンピュータ通信ネットワーク上で、文書・画像などの情報を伝達するための通信システム」とあります。 この「コンピュータ通信ネットワーク上で」というのが、おそらくミソなのでしょう。

電子マニュアルというのも「コンピュータ通信ネットワーク上でやりとりされるマニュアル」と定義することができそうです。

「コンピュータ通信ネットワーク上」というのは言わずもがなインターネットのこと。 つまりはウェブマニュアルやオンラインマニュアルというのも電子マニュアルに含まれると考えてよさそうですね。

電子マニュアルの長所・短所

それでは次に電子マニュアルの長所と短所を考えてみましょう。 まずは利用者側から見た長所と短所から。

利用者側からみた長所

  • ・物理的スペースが不要(保管コストが不要)
  • ・破れたり、汚れたりしない(耐久性)
  • ・比較的紛失しにくい

利用者側からみた短所

  • ・閲覧するためのデバイスが必要
  • ・デバイスがあってもバッテリーがないと閲覧できない
  • ・デバイスの画面サイズによっては見づらい(見開きといった概念がなく、全体像をつかみづらい)

電子マニュアルも電子書籍の一種とも考えられそうですが、書籍と違ってマニュアルには図が多用されます。 図が細かいとモバイルデバイスでは見づらいというのはデメリットと言えそうです。

次にマニュアルの提供側から見た長所と短所を考えてみましょう。

提供側からみた長所

  • ・保管コストが不要
  • ・印刷コストが不要
  • ・配送コストが不要

電子になれば物理的な制約がなくなりますので、その分コストメリットがあります。

提供側からみた短所

  • ・一概に電子マニュアルといっても提供方法が様々でどれが正解なのかがわからない
  • ・ウェブの技術進歩が速いため、制作した電子マニュアルが陳腐化してしまう可能性がある
  • ・環境によっては制作意図どおりに閲覧してもらえない可能性がある

電子マニュアルと紙マニュアルを比較

上記にあげた利用者側、提供側にとっての電子マニュアルの長所を紙マニュアルと比較してまとめると次のようになりそうです。

電子マニュアルの長所

  • ・物理的スペースが不要
  • ・破れたり、汚れたりしない
  • ・比較的紛失しにくい
  • ・保管コストが不要
  • ・印刷コストが不要
  • ・配送コストが不要

紙マニュアルの長所

  • ・手元にあれば見たいと思ったときにすぐに見ることができる
  • ・見開きで全体像をつかむことができる
  • ・見たい項目にすぐにたどりつける
  • ・慣れ親しんでいる人たちにとっては扱いやすい

逆に短所については次のようになりそうです。

電子マニュアルの短所

  • ・見たいと思ったときにすぐに見ることができない場合がある
  • ・閲覧するのに何かしらのデバイスが必要
  • ・デバイスによっては見づらいことがある

紙マニュアルの短所

  • ・物理的スペースが必要
  • ・破れたり、汚れたりする可能性がある
  • ・比較的紛失しやすい
  • ・保管コストが必要
  • ・印刷コストが必要
  • ・配送コストが必要

電子マニュアルにも紙マニュアルにもそれぞれの長所もあれば短所もあります。 大切なのは、こうした違いをしっかりと把握して提供手段を考えることですね。

電子マニュアルの種類

そんな電子マニュアルですが、一口に言っても、様々な種類があります。

ます、類義語といっていいものに次のようなものがあります。

  • ・オンラインマニュアル
  • ・ウェブマニュアル
  • ・ヘルプマニュアル

提供手段でいうと次のようなものがあります。

  • ・ウェブにアクセスしてもらう
  • ・アプリケーションのメニューのひとつとして
  • ・製品付属のCD-ROMから
  • ・製品に組み込まれた状態で

また、フォーマット(形式)について言えば次のようなものがあります。

  • ・HTML形式
  • ・PDF形式
  • ・動画形式

これらの組み合わせで提供されたものがすべて電子マニュアルと言われるわけなので、「電子マニュアルって???」となって当然です。

例えば動画で手順を説明したものは広義では電子マニュアルです。
また、DTPで制作した印刷用のマニュアルをPDFにしたもの、これもまた広義には電子マニュアルです。

電子マニュアルという言葉が広すぎて何を指しているのかがわからないというのはこういうところに原因があります。

電子マニュアルの制作方法

さきほど、電子マニュアルの種類について述べましたが、制作手法についてもフォーマットによって分かれてきます。

  • ・HTML形式であればコーディング
  • ・PDF形式であればDTPしたものを変換
  • ・動画形式であればオーサリング

つまり、電子マニュアルを作成することができると言った場合にも人によって持ち合わせている能力がまちまちということです。

電子マニュアルではなく◯◯マニュアル

これまで述べてきたように電子マニュアルというのは人によって捉え方が様々で、一体何を指して電子マニュアルといっているのか、わからなくなるケースが多くあります。

そこで電子マニュアルという言葉を使わずに言うことはできないか、考えてみましょう。

  • ・HTML形式→ウェブマニュアル
  • ・PDF形式→PDFマニュアル
  • ・動画形式→動画マニュアル

おそらく、このようなことではないでしょうか。

極力電子マニュアルという言葉は使わずに具体的な言葉を使う方が食い違いがなく、オススメです。

作成したいのはどういうマニュアル?

最後に電子マニュアルを作成したいといった場合に考えなければならない提供手段とフォーマットについて一覧にまとめてみました。 電子マニュアルの作成を考える際の一助になれば幸いです。

提供手段デバイスフォーマット
インターネットPCウェブコンテンツHTMLのみ
動画含む
PDF
動画
タブレットウェブコンテンツHTMLのみ
動画含む
PDF
動画
スマートフォンウェブコンテンツHTMLのみ
動画含む
PDF
動画
アプリケーション同梱PCウェブコンテンツHTMLのみ
動画含む
PDF
動画
タブレットウェブコンテンツHTMLのみ
動画含む
PDF
動画
スマートフォンウェブコンテンツHTMLのみ
動画含む
PDF
動画
デバイス同梱ウェブコンテンツHTMLのみ
動画含む
PDF
動画

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