文章はなるべく簡潔に
投稿日:2018年02月07日
カテゴリー:ライティング
投稿者:
Tommy
ある会社では新人の教育に、作成した文章を限界まで短くさせるカリキュラムがある、というのを何かの記事で目にしました。
文章を短く(簡潔に)することは、マニュアルに限らず、メール、報告書、日報など、誰かに何かを伝える文書で非常に有効です。
マニュアル作成に携わるまで強く意識したことはなかったのですが、文章を短くすることで1度に目に入る情報量が減ったときの見やすさを自分自身で体験した今となっては、文字の削減を常に意識するようになりました。
(誤字、脱字への注意や、わかりやすい文章・順序にする、5W1Hを意識する、などももちろん重要です)
また、1文では一つの事柄だけを書くことも重要です。
人間が1度に記憶できる項目の数は最大でも7つ程度だそうです。
いくら文法が正しく、誤字・脱字もなく読みやすい文章であっても、1文にあれこれ詰め込まれていては、読み手は読む気をなくします。(特にマニュアルではその傾向が強くなります)
・文章は短く簡潔に
・一つの文章で伝えるメッセージは、1つだけにする
・項目が多い場合は箇条書きにする
などの工夫で読みやすさは飛躍的にあがります。
目指すところは一目見て、すぐわかる(伝わる)、です。