情報の宝庫 取材現場
投稿日:2017年04月14日
カテゴリー:マニュアル制作ノウハウ
投稿者:
IC
新しい製品や、部品の変更があると、マニュアル作成においては取材を行います。
実際の部品を見せていただき、改訂部分を聞き取り、イラストを起こすために写真撮影し文章を考えます。
日頃、原稿整理・進行・校正とデスクワークの比率が多いですが、この時は設計さんとお話する時間も長くなります。
「今回のこの部品はここがええねん!持ったときの重さ、しなやかさでいいってわかる。」
楽しそうにお話してくださる設計さんのお話を聞きながら、設計歴何十年のベテランともなると持っただけでよさがわかるのかと感心したり、
また、ある時は、「今まではこういう方法をとらなかった新しい方法なんです。だから法規制上のチェックをしたり、説明も丁寧に記載したいんです」と新たな取り組みをされている設計さんの奮闘・情熱を垣間見せていただく機会に遭遇したり。
部品の素材が変わったり、製品の仕様が変わったときに、たとえば部品の品番が変更になって取説に影響したり、法規制上の新たな文言追加が必要になったり。そんなケースもあります。
こういう何気ない会話の中で情報を収集し、少しずつ関係する法規制や、部品変更の影響度合いなどを考えつつ、設計さんたちの思いを反映し、ユーザーさんにわかりやすい説明をと、奮闘しております。