トリセツにまつわる3つの制約

投稿日:2018年11月14日
カテゴリー:
投稿者: S山

わたしたちのサービス、マニュアル適正診断サービス 0校(ゼロコウ)では実に様々な分野・業界からマニュアルをレビューしてほしいという依頼を受けます。
私もレビューを担当することがありますが、読みづらいトリセツにはいくつか特徴があるように思います。

1. 文字が小さい
これでもかと文字が小さく、老眼の方には絶対に読めないであろうというものがあります。

2. 行間が狭い
行間とは文章の行と行の間の間隔のことを指しますが、これが極端に狭いために非常に読みづらくなっているものもよく拝見します。

3. 余白がない
行間が狭いのとも通じますが、とにかくきっちきちに詰め込まれていて余白が少ないというのもよくあります。

どうしてこうなるのでしょうか。それはきっと「紙」という物質ゆえに下記のような制約があるからです。
・ページ数
・紙面サイズ

これらは製品同梱という制約から生まれます。
製品パッケージを小さくしたいというのは輸送コストから考えて当然のことです。小型であって、なおかつ機能が豊富な製品であったりすると、説明書のサイズ自体が小さくなるのは避けられません。

加えて、コスト的な制約があります。
紙は物質なので、ページ数を増やせば重くなり、サイズを大きくすれば重くなるのは当然です。重くなれば、それが輸送コストに影響してきます。コストを下げようと思えば、ページ数は少なく、紙面サイズも小さくとなるわけです。
また、グローバルな製品であれば、多言語での説明をひとつの冊子として提供しなければならないので余計に紙面に説明を詰め込もうということになりがちです。

では、制約があるから仕方がないのでしょうか。

ひとつの解決策として、使用説明をオンラインに持っていくという方法があります。ウェブであればページ数という制約を受ける必要がありません。紙面サイズという制約の代わりに画面の大きさという制約はありますが、画面内に情報を詰め込む必要はないので「読みづらさ」の問題は解消することが可能です。

オンラインにすることでマニュアルが閲覧できないという状況をつくってしまうことでユーザーにリスクを負わせてしまうことは最大の懸念です。なので、すべての説明情報をオンラインに持っていくというのはなかなか現実的ではないですが、詳細説明に関しては、どうでしょうか。オンラインでの使用説明は国際規格でも許容される方向です。そろそろ具体的に考えてみてもいい頃合いかもしれません。

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