メーカーとユーザーとの接点
投稿日:2017年05月11日
カテゴリー:ライティング
投稿者:
ふくちゃん
今だから言えるのですが、私はマニュアルを読まない人間でした。
このお仕事に携わるまでは…。
少々乱暴な物言いになってしまいますが、(コンシューマ製品に限っては)
マニュアルが無くても使えるように作ってあるんですよね。
逆に言うと、マニュアルが無くても使えないといけないんです。
事実、私の人生において「マニュアルを読まなかったので、使えなかった」経験は1度もありません。
ではなぜマニュアルが重要なのでしょう。
製品を快適に使用してもらうため、法律的な問題、メーカーに不利益を与えないため、ユーザーの「困った」を解決するため、などなど…。
私は、もっとも重要な要素とは「ユーザーとメーカーの最初にして最大の接点」である、という点だと考えています。
マニュアルを見て製品を買うことはありませんが、購入した製品の一部としてマニュアルは重要な意味を持ちます。
本当にユーザーが困ったときに、まず最初に頼るのもマニュアルです。
マニュアルの出来が、製品に対する評価を大きく左右することもあります。
(製品レビューサイトでもマニュアルに関してのコメントをよく見かけますね)
逆に、製品に込めたメーカーの思い・メッセージを確実に伝えられるのも、マニュアルです。
必ず製品に付属して、ユーザーの手元に届きますからね。チャンスです。
かように重要なマニュアルの制作に携わっているのだなぁ、と身が引き締まります。
一緒に良いマニュアルを作り上げましょう!