デザインの苦悩
投稿日:2017年05月22日
カテゴリー:デザイン・レイアウト
投稿者:
dai
長くマニュアル制作に携わっていると、何度かデザインを一新する機会に巡り会います。
その際の依頼としては「見やすく」や「イラストをメインでわかりやすく」など、漠然としたものから具体的なものまで様々あって、非常に頭を悩ませます。
どのような場合でも、まずは現状のトリセツを読み込んで問題点を抽出する所から始まります。
そこで出た問題点や社内レビューの結果を踏まえて新たにレイアウトや構成を考えていきます。
レイアウトならば、より見やすくわかりやすく。構成ならば、より検索しやすくといった具合です。
また、印刷物なのかPDF閲覧なのかなどメディアの違いによってもレイアウトは違ったものになります。
その結果、出来上がったものがそのまま世に出ることは、残念ながらまずありません。
そこから何度かレイアウトや構成の見直しを経て、さらにお客様の思いも取り込んでようやく新しいトリセツが完成するわけです。
デザインをおこなう側として、結果的に最初のデザインや想いと違うトリセツになることもありますが、最後まで携わったトリセツは思い入れのあるものとなります。