マニュアルのチェック方法
投稿日:2017年08月28日
カテゴリー:校正
投稿者:
Tommy
製品はフラッグシップモデルがあり、そこから機能を減らす、または仕様が異なるシリーズ品が出ていることが多いと思います。
その際、マニュアルもフラッグシップモデルから制作し、完成後、仕様に合わせた記載内容に修正したマニュアルへ展開することが多いのではないでしょうか。
このような時のマニュアルチェック方法として
1.制作中のマニュアル × 過去の類似マニュアル
2.制作中のマニュアル × 同じシリーズのマニュアル
3.制作中の同じシリーズマニュアル × 過去の同じシリーズのマニュアル
のような複数の比較が有効です。
面倒ではありますがこのようなチェックを実施すると、マニュアルが多くなればなるほど、比較対象との不自然な差異が発見できることがあります。
(原因は指示者の指示ミス・漏れであることが多い)
制作マニュアルへの記載内容指示は、備忘録、TODOリスト、マニュアルを作るためのマニュアル、データベース管理…etc、いろんなやり方がありますが、「最新のマニュアルとの目視チェック」も必要です。
比較ソフトや、パタパタ(あおり)目視チェックに、過去・類似マニュアルとの比較という一手間をかけることで記載ミスのないマニュアルが制作できます。
余談ですが、同じタイミングで複数似通ったマニュアルを作っても、修正のたびにマニュアルの数だけコストがかさむ、修正の展開漏れが発生するリスクが生じます。
一つのマニュアルを完成させてから、ほかのマニュアルに展開することを推奨します。