指定された用語の記載方法
投稿日:2017年11月13日
カテゴリー:用語
投稿者:
M・T
デジタルカメラなど液晶画面を用いて操作する電化製品マニュアルを制作するときに、画面内に出てくるメニュー名を頻繁に使って操作手順やその他説明文をライティングします。その際、文中でそれがメニュー名であると明確に分かるようにメニュー名に[ ]や「 」を付けて説明します。
製品開発中にメニュー名が変わることがよくあり、その度にマニュアル全ページで記載している、変更のかかったメニュー名を修正しなくてはなりません。そんな時に[ ]や「 」はメニュー名であると文中で明確にすること以外に、修正時に該当メニュー名を検索することにも役立ちます。また校正時に画面用語とマニュアルで記載されている用語が一致しているかをポイントでチェックする見方としても役立ちます。
メニュー名やパーツ名などクライアントが指定する用語には、組版ソフトのフレームメーカーやインデザインの機能のひとつ“変数”を使うという手もあります。それはまた次回お話したいと思います。