本当に伝えたいこと
投稿日:2019年03月05日
カテゴリー:ライティング
投稿者:
ふくちゃん
突然ですが我が家には2匹のねこがいます。それはもう目に入れても痛くないほどかわいいです。文字通りねこかわいがりです。彼らのかわいさを綴れといわれれば、原稿用紙何枚でも書けます。でもそんな長文、私と同じくらいのねこオタクでもない限り、酒のアテにもなりませんよ。なので、万一「ねこのどこが好きなの?」と尋ねられたとき、相手にちゃんと理解してもらえるような、簡潔な答を用意しております。ここではあえて書きませんが。
さて、いきなり何の話だよ、と突っ込みが飛んできそうなので本題に。
マニュアルレビューをしていると、やたら長文だったり、説明過剰な文章をよく見かけます。説明していること自体には間違いはありません。なので、これはこれで問題ない、とも言えるのですが…。
はたして読み手ははそのようなマニュアルを喜ぶでしょうか? 答は「NO」です。
マニュアルを必要とする人は、簡潔明瞭な答を求めています。設計者の思いが詰まった長文の説明文も、あれやこれやの情報を目一杯詰め込んだ補足情報も、読み手の理解の助けどころか妨げになりかねません。残念ながら。
本当に伝えたいこと。本当に理解してもらわないといけないこと。ここがボケてしまっては元も子もありません。逆にいえば、そこを意識してライティングするだけで、マニュアルが劇的に改善されることも多いということです。
私たちマニュアル制作者は、常に「必要十分な情報を、簡潔に・明確に読み手に届ける」ことを意識する必要があります。
そのためのテクニックはいろいろあります。文章自体の工夫、イラストや表組み・箇条書きの活用、章立てや構成の工夫…。それらを適切に組み合わせたものが、良いマニュアルだと私たちは考えます。
うちのマニュアルはどうだろう? そう思われたときは、是非私たちのゼロ校をご利用ください。マニュアル制作のプロ集団が、精一杯レビュー&改善ご提案させていただきますよ!