主語がない
投稿日:2019年02月13日
カテゴリー:ライティング
投稿者:
Tommy
日本語は主語がなくても成り立つ(ことが多い)言語です。
ということで日本のマニュアルも、よくよく読んでみると「誰が」「どれが」といった主語抜けの文章が多く見られます。
それだと本当に通じないこともあるのですが、ほとんどは何となくわかります。
そういった主語抜けの日本語マニュアルをそのまま海外向けマニュアルに翻訳すると、とてもおかしな外国語となる、もしくは翻訳者から翻訳できない、と突き返されることがあります。
私自身、英文翻訳を依頼する際に、「主語がありませんよ」とよくコーディネーターの方からお叱りを受けていました。
海外向けマニュアルを見据えて、すべてに主語を含めたような日本語としては読みづらいマニュアルにする必要はありませんが、海外向けマニュアルを作成する際は、日本語の文章を英訳しやすいように見直したうえで翻訳依頼するようにしてみてはいかがでしょうか。