わかりやすい説明とわかりにくい説明
投稿日:2017年07月24日
カテゴリー:ライティング
投稿者:
IC
わかりやすい説明とわかりにくい説明
その差は何でしょうか?
またわかりやすい説明をするには何に気をつければよいのでしょうか?
私が思うに、わかりやすい説明は「知りたいことが明確に書かれている」説明です。
わかりにくい説明は反対に
「書いている意味が読み取れない」
「文字が多すぎてそもそも読む気にならない。」
「知りたいことが書かれていない」など。
では、わかりやすい説明にするには何に気をつければよいのでしょうか?
1)まず、製品について詳しく知ること。
・何をすることができる?
・得られる効果は?
・どうやって操作する?
・注意すべきポイントは?
2)使う人のことを想像する。
・どんな場面で?
・どんな人が?
・どんな時に?
・どんな風に使う?
以上を踏まえた上でいよいよ表現方法を考えます。
3)表現方法を考える
・出来ることを簡潔に結論から述べる
・読みやすい文字のサイズを考える。
この時、読もうとしなくても目に入る文字サイズ、量を意識することも有効です。また、目を動かさなくても読み取れる文字数を意識、適度な位置で改行を入れることも有効です。
・読み飛ばされたとしても問題ない箇所と、読み飛ばされたくない箇所を明確に区別し、表現上も、読み飛ばされたくない箇所は目立つように配置する。
これは説明の骨子を理解し、説明の優先順位を明確にするということです。仕組みに詳しくなればなるほど、そこを説明したくなりがちですが、ユーザーはそれを知りたいわけではない。そこを潔くカットできるか、そういった意識も大切になります。
・文字量とイラスト、余白のバランスを考える。
自分が読みやすい・見やすいと感じた紙面のレイアウトバランスや余白、文字の大きさはどんなだったかなど参考にすると良いでしょう。
こういったことを意識して誌面を見ると、まだまだ改善できるポイントも見えてくるのではないでしょうか。