UDフォントのすすめ
投稿日:2018年12月26日
カテゴリー:デザイン・レイアウト
投稿者:
やまちゃん
スタイルを決める時に、フォントはどのように選んでいますか?
タイトルは目立つように、本文は読みやすいようにと、文字の書体、太さ、Q数を選ばれるかと思います。
今回はフォントの候補として、選ばれる事が多くなってきたユニバーサルデザインフォント(以下UDフォント)について説明したいと思います。
ユニバーサルデザイン(UD)とは
『ウィキペディアによると、文化・言語・国籍や年齢・性別などの違い、障害の有無や能力差などを問わずに利用できることを目指した建築(設備)・製品・情報などの設計(デザイン)のことである。』
とあります。つまり、誰でもが簡単に利用できる設計(デザイン)という事です。
そのUDのフォントですから、誰でもが見やすい、読みやすいフォントという事になります。
既に、公共団体、市役所の広報誌や記入用紙では広く使われていたりします。
下記はフォントベンダー、モリサワの新丸ゴとUD新丸ゴの比較になります。
・半濁点が大きくなっている。
・濁点と文字が重なっていない。
・数字の5と6や、8と9といった読み間違いやすい数字の形に差を出してる。
UDフォントでは、こういった読み間違わない工夫がされているので、問い合わせ件数や、Fコストの削減にも繋がります。
マニュアルの文字が読みにくいと感じたら、Q数を大きくするだけではなく、UDフォントの導入も検討してみてください。